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ほたて加工残さは「ホタテウロ」とも呼ばれます

TEL. 0176-21-1167

〒041-1104北海道亀田郡七飯町上藤城219番地51

検討委員会

検討委員会活動

2010年3月17日
第3回検討委員会開催(まかど温泉富士屋ホテル)
2010年2月25日
第2回検討委員会開催(八戸インテリジェントプラザ)
2010年2月16日
第1回検討委員会開催(八戸インテリジェントプラザ)
2009年11月1日
ほたて貝加工残さ資源化技術実証協議会発足 
2009年10月1日
ほたて貝加工残さ資源化技術実証協議会発起人会開催

検討委員会活動目的

 ほたて貝加工残渣であるウロは高たんぱくでミネラルに富んでいるため、肥料としては申し分ない原料であるが、カドミウムが高濃度に蓄積されているため、肥料化出来ず焼却を行っていることが多い。

  本事業では、北海道大学水産学部と環境創研鰍ェ開発した競争吸着法による安価なカドミ
 ウム分離技術(H19年特許取得特許第4000346号)を用いて、ウロのカドミウムを分
 離し肥料として販売するための技術改良・実証を行い有効活用する事を目的としている。

 従来研究されてきた硫酸浸漬・電気分解法は、ウロを3倍量の硫酸液に浸漬しウロからカドミウムを解離させ、その溶出液からカドミウムを電極に析出させる方法で、強酸によるたんぱく質の変性、中和材の添加による品質の劣化、廃硫酸の処理の問題があり、さらに電極に油脂や有機物が皮膜を作り電解の効果が落ちるなどの問題があった。

 競争吸着法では、酸を加えず処理が行えるため原料のウロのたん白質の変性を抑えることが可能で、中和材も必要としないことから、処理前の物とほとんど変わらず乾燥後の品質も良い。また、使用資材が少なく、電気の消費が少ないことから硫酸浸漬・電解処理に比べ安価である。ウロの処理には3万5千円/トンの処理負担を加工業者は強いられており、処理の負担を軽減する事により地域経済の活性化の一翼を担う。

検討委員会の成果報告書のダウンロード sekahoukoku.pdf

バナースペース

ほたて貝加工残さ資源化技術実証協議会

〒041-1104
北海道亀田郡七飯町上藤城219番地51  環境創研鞄